福徳・円満の神を祀る、奥久慈の禅寺
福徳・円満の神である布袋尊を祀る、大子七福神巡りの二番寺。
山号を「熊野山」と号す曹洞禅宗の寺で、天文2年(1533)に佐竹氏によって創建されました。
また一説には、明応7年(1498)の創立とも、以前から山伏寺がこの地にあったともいわれ、元禄八年(1695)秋には徳川光圀公が立ち寄り、当時の住職と漢詩のやりとりをしたという逸話も伝えられています。
現在の大本堂は、安永5年(1776)後に大本山總持寺の輪住となった瑞堂禅鳳によって建立されたものです。
寺の花はつばきで、毎月第一日曜には坐禅会(要予約)が開催されています。